ワンプッシュで赤ちゃんの排泄を記録する「うんこボタン」│木暮祐一のぶらり携帯散歩道

ソフトバンクの大規模な通信障害は情報通信の利活用が当たり前になった現代において、通信が使えないことの盲点をあからさまにした出来事でしたが、その関連ニュースを読み漁っていたら、記事に関連するニュースとして出てきた記事の中に何やら目を疑うような言葉が飛び込んできました。う、う、う、うんこボタン?!

どうもそれは数日前に、同様に通信障害を起こしていたことで、関連ニュースとしてピックアップされてしまったようですが、何やら「うんこボタン」なる商品が世の中にあるようです。これはいったいどんな怪しげな商材なのかと思ったら、じつは赤ちゃんの排泄をワンプッシュで記録できるという育児支援のIoTボタンでした。

株式会社144Labが展開するこの「うんこボタン」には2つのボタンがついており、一方はおしっこ、一方はうんちを、ワンプッシュで日付と時間を記録し、同時にLINEのグループに通知をしてくれるというものです。また記録には簡単なメモを添えることもできます。育児日誌に排泄を記録しようとしても、実際のおむつ替えでバタバタしていると手が回わりません。そういうシーンで、ボタン1つで記録を残せるのはとても便利でしょう。

実際のうんこボタン
実際のうんこボタン

子育ては「世界で一番大変な仕事」と揶揄する声もあるほど、母親は孤独で過酷な苦労を強いられています。このうんこボタンにはデータ共有の機能があり、家族で赤ちゃんの排泄の状況を知ることができます。「昔は地域みんなで子育てしていた」なんて時代もありましたが、今は核家族化や女性の社会進出が進んだことによって、母親の負担が非常に大きいように思えます。こうした情報共有機能によって母親のメンタル面でのサポートにもなるはず。

ウェブアプリでの表示
ウェブアプリでの表示
うんこボタンの仕組み
うんこボタンの仕組み

うんこボタンには押しボタンが2個搭載されており、デフォルトで「うんち」と「おしっこ」という名前のイベントが割り当てられていますが、このイベント名はユーザーが自由に変更することもできるそうです。ということは、2種の何かしらのイベントを簡単に記録できるIoTデバイスとして汎用性は高そうですね。色々な活用アイデアも浮かんできそう。

ところでこのうんこボタン、そもそもなぜソフトバンクの通信障害の記事から行きついたかというと、うんこボタン自体もつい先日に通信の不具合によって全品交換回収というトラブルに見舞われたそうです。不具合の原因は、HTTPSで通信しているサーバーの証明書の期限切れにだそうで。あれれ、規模や被害の深刻度こそ比べ物になりませんがソフトバンクの通信障害と似たような要因だこと(笑)。通信障害が起こらないようにしっかり対策していただきたいですね。

参考情報

うんこボタン
https://144lab.com/product/unkobtn/

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