世界の機内食が自販機で買えるぞ|木暮祐一のぶらり携帯散歩道

新型コロナウイルス感染症が拡大して以降、すっかり海外に行けてません。そのコロナもだいぶ落ち着きを見せてきたので、そろそろ再び海外に出てみたいなと考える今日この頃です。

海外旅行といえば、楽しみの一つに国際線機内で食す機内食があります。あぁ、機内食が食べたいな…と思っていたところに、なんと国際線機内食の本物を自販機で販売するというプレスリリースが飛び込んできました。

日本空港ビルデング株式会社は、6月3日より冷凍自動販売機で「世界の機内食」を販売開始したと発表。冷凍自販機ブームに乗って、まさかの機内食自販機が(笑)
設置場所は羽田空港第2ターミナル1階とのことで、さっそくゲットしに行ってきました!

羽田空港第2ターミナル1階に設置されていた「世界の機内食」の自販機
羽田空港第2ターミナル1階に設置されていた「世界の機内食」の自販機

設置されていたのは、羽田空港第2ターミナルの到着口がある1階の出会いのひろば。その場で食べられるものではなく、レンチンしなくてはならない冷凍食品として販売されています。「世界の機内食」というのは商品名で、日本空港ビルデング株式会社のグループ会社であるコスモ企業株式会社が製造しているようです。

コスモ企業を調べてみると…、なんと1952年の創業以来、日本を発着する世界の航空会社向けに国際線機内食を供給してきた、本物の機内食生産企業なのですね。アメリカン航空、カタール航空、ハワイアン航空、シンガポール航空などなど、多くの航空会社向けの機内食を手掛けているようです。ということで、その本物の機内食が羽田空港でゲットできるのです。

自販機で販売される機内食は、とくに人気が高いという5種がセレクトされていました。どれもうまそう(笑)

フランス家庭料理の代表格で、鶏肉と赤ワインをたっぷり使用した煮込み料理の「コック・オー・ヴァン」
フランス家庭料理の代表格で、鶏肉と赤ワインをたっぷり使用した煮込み料理の「コック・オー・ヴァン」
柚子胡椒がアクセントのクリームソースをサフランライスにたっぷりかけてドリア風に仕上げた「エビの柚子胡椒クリームソース」
柚子胡椒がアクセントのクリームソースをサフランライスにたっぷりかけてドリア風に仕上げた「エビの柚子胡椒クリームソース」
言わずと知られたスペイン料理の「パエリア」
言わずと知られたスペイン料理の「パエリア」
ホーリーバジルやナンプラーなど本場の調味料にこだわった「ガパオライス」
ホーリーバジルやナンプラーなど本場の調味料にこだわった「ガパオライス」
そして鶏肉とじゃがいもをスパイスを使い香り豊かに仕上げたタイカレーの「マッサマンカレー」
そして鶏肉とじゃがいもをスパイスを使い香り豊かに仕上げたタイカレーの「マッサマンカレー」

いずれも価格は980円(税込)で、保冷剤・保冷バック付で販売されます。冷凍食品としたら、ちょっと高くない?! とも思いますが、これリアルの機内食ですよ。これで旅の気分も味わえると思えば、安い買い物だ!

ちなみに、2F出発ロビーにある「空弁工房」に行くと、なんと自販機で売っているのと同じ「世界の機内食」が販売されていたりします。こちらは自販機以前から売っていたんですって(笑)

羽田空港第2ターミナルの「空弁工房」でも売ってました(笑)
羽田空港第2ターミナルの「空弁工房」でも売ってました(笑)
自販機と同じ商品、同じメニュー
自販機と同じ商品、同じメニュー

早速自宅に持ち帰り、実食です。

こんな感じのものが自販機から出てきます(店舗販売も全く同じもの)
こんな感じのものが自販機から出てきます(店舗販売も全く同じもの)
保冷バックに保冷剤入りで販売。5時間以内の持ち歩きが可能とのこと
保冷バックに保冷剤入りで販売。5時間以内の持ち歩きが可能とのこと
ホンモノの機内食をお家でお手軽に!
ホンモノの機内食をお家でお手軽に!

購入してきた機内食のうち、ガパオライスを調理してみることにしました。調理といっても、電子レンジで解凍モード(200W)5分→500Wで5分、チンするだけ。おススメの調理方法としては、24時間冷蔵庫に移してじっくり解凍し、電子レンジで500W、5分温めが良いそうです。

プレスリリース
「世界の機内食」を羽田空港第2ターミナル自動販売機で販売!
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000029.000067976.html

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