中古スマホやタブレットをサブスクでレンタルできるサービスの登場です。携帯電話全般の買取・販売、レンタルを行う株式会社携帯市場(東京都千代田区)は、月額490円から中古のスマホ・タブレットをサブスクリプションでレンタルできる、「みんなのスマホ」の提供を11月より開始しました。
コロナ禍において、じつは中古のPCやタブレット、スマホが飛ぶように売れているのだそうです。在宅勤務やテレワークが急速に浸透し、仕事に活用するための情報通信機器が求められています。新品ももちろんですが、やはりなるべく安価に機材を揃えたいというニーズもあり、中古の機器に注目が集まっているのです。
一方で、新型コロナウイルスの流行が落ち着けば、テレワーク用に揃えていた機材が無用になるかもしれません。先は読めませんが、だからこそいつまで使うことになるかわからない高価な端末を購入するのはちょっと気が引けます。
そんなユーザーを対象にしたのがこの「みんなのスマホ」です。30日単位でレンタルが可能で(決済は翌月末となるため契約は60日から)、半年間(180日間)利用すると端末が1回交換できるサービスや約1年間(360日間)利用することで端末をバージョンアップできたり、代わりに月額利用料が以降15%の割引が適用されるプランも用意されているのだそうです。
端末はすべてSIMフリーで、このサービスで提供されるのは端末のみ。SIMの販売は行っておらずSIMカードは自分で用意する必要があります。半年間利用したユーザーは端末の交換も可能。あるいは、半年以降で端末が気に入ればそのまま買取ることもできるそうです。その際はその時点の最新中古端末価格から支払った総額の差額分を払えばOK(ただし事務手数料3,000円が発生します)。一方、紛失したり破損した場合は実費負担が必要になります。
新品のスマホを契約し購入する際に分割払いで購入することもできるわけですが、それでも多額の支払いは必要ですし、何より長期の支払いが必須となります。レンタルであればいざ不要になった際に解約しやすく、縛られ感がなくていいかも。格安SIMと組み合わせて、必要なときに手軽にサブ端末として活用できそうです。
みんなのスマホ
https://minnasumaho.com/
携帯市場プレスリリース
https://keitaiichiba.co.jp/news/?p=2201